ジャンボにんにくって

何でしょう?

※ジャンボにんにくとは?
ユリ科 ねぎ属 リーキの変種で、米国原産、にんにくと呼ばれていますが実を言えばにんにくとは別品種なのです。

名前の通りとても大きなにんにくです。

※一般的なにんにくとの違い
一番の違いはその大きさです。普通のにんにくの5~6倍はあります(1球の重さが約150g~500g)。
食品分析による栄養価は普通のニンニクとほぼ同じで、ニンニクの主な有効成分のアリインはむしろ20%程多いくらいです
また匂い成分が普通のニンニクの10分の1ほどしかありません。味もまろやかです。だからといって、栄養成分が少ないというわけではありません。糖質、ビタミン類等も非常に豊富です。
ですから食べた翌日でもあまり周りの人たちに気付かれることはありません。その点、女性からも大変人気があります。
ですが全く無臭というわけではありませんので、至近距離でお接客に対応されるサービス業などの方はお気を付け下さい。
またニンニクは一度に大量に摂取すると、胃腸の弱い方は腹痛や下痢を起こしたりする場合もあります。個人差がありますので、最初は少量ずつから始められるのが良いかと思います。

 


※ジャンボにんにくに含まれる主な栄養素
☆カリウム…高血圧の原因となるナトリウムを体外へ排出する役割があります。
 ●腎臓の老廃物の排泄を助ける。
 ●筋肉の動きをスムーズにする
 ●高血圧を予防する
☆カルシウム…健康な骨と歯を造るのに大切なミネラルです。
 ●骨や歯を丈夫にする。
 ●精神を安定させ不眠症を改善する。
 ●循環器系の健康を保つ。
☆ビタミンB1…米ぬかの中から発見されたビタミンで、糖質をエネルギーに変える働きをするビタミンです。
●成長を促進する。
●筋肉や心臓の機能を正常に保つ。
●精神を安定させる
☆ビタミンB2…細胞の再生やエネルギーの代謝を促進する働きをもっています。健康な皮膚、爪、髪を造ります。
●視力を良くする
●口内炎、口唇炎を予防また症状を軽くする
●目の疲労回復
●体内の解毒作用の促進
☆ビタミンC…メラニンの色素沈着を抑える働きがありお肌のビタミンとも言えます。
●血中コレステロールの低下を助ける
●アレルギー反応を抑える
●風邪、ガンを予防する
●壊血病を予防する
☆アリイン…アリインは調理の過程でアリシンという成分に変化します。アリシンは、ニンニク特有の刺激臭の素となっている成分で硫化アリルとも呼ばれています。また、体内でビタミンB1と結合して「アリチアミン」という物質に変化し、疲労回復に効果があります。
    ●疲労回復
●血栓の予防
●コレステロール値の抑制
●血中脂肪の燃焼
●ガンの予防
●風邪の予防

☆ヒスチジン…子供の成長に大きく貢献しているアミノ酸です。
●慢性関節炎の症状緩和
●ストレスの軽減
●力増強
●集中力、記憶力の向上
●肥満の予防
☆アルギニン…胎児や乳幼児に必要なアミノ酸。アルギニンは子供は体内で合成することができない為、食品から摂取しなくてはなりません。
●病気への抵抗力を高める
●傷の治りを早める
●靭帯や腱の調子をよくする
●精神的・肉体的に安定させる
●生殖機能の改善
☆セレン …抗酸化作用があり、ガン抑制作用が期待されます。
    ●血管の老化を防ぐ
    ●ガンを予防する

 ●精子を正常に造る
 ●免疫機能を高める


※ジャンボにんにくの保存方法

 ●風通しの良い場所に吊るし干しにする。2~3ヶ月はもつ。(直射日光に当てると苦味が増すので気をつける)

 ●冷蔵庫の野菜室で新聞紙などに包んで保存する。長期保存すると外皮の見た目は悪くなるが、中身はとてもみずみずしく、

   しゃきしゃき感が保てる。当店ではこの方法がいちばんおススメです。(4~5か月保存可能)

 ●薄切りやみじん切りなどにして冷凍保存する。

 ●薄くスライスして乾燥させ、ラーメンなどのトッピングや煮込み料理に使う。

 ●好みの形に刻み、鷹の爪や香草類とともにオリーブオイルに浸して保存する。

 

当店の生ジャンボにんにくは防腐剤や漂白剤による処理をしておりません。また生野菜ですので、お買い上げ後はおできるだけ早めにお召し上がりください。


※生ジャンボにんにくの調理法

生ジャンボにんにくはその名前のわりに味はマイルドで食感もシャキシャキなので、生野菜のサラダの具材としても、味噌汁などのスープの具材としても人気です。すりおろして自家製ドレッシングや焼き肉のたれにプラスしてたっぷりお使いください。
串カツなどの揚げ物にしても、蒸し焼きにしても、炒め物にも煮物にもよく合う万能究極食材です。
また焦がしすぎると苦みが強く出ますので、炒め物等に使うときはお気をつけ下さい。